【思春期】モモが教えてくれた「聴く力」。答えを出さない時間が、傷ついた家族を再生する

不登校・発達特性
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🗓️ 2026年5月25日

今日はエイリアン王子を学校に行かせなかった

今日はシフトで休み。ちび武士は昨日の授業参観の振替休日だった。

エイリアン王子は今日、学校を休ませることにした。問題のある交友関係にある人物との接触を避けるためだ。ノリゴリ隊長も今日は登校できず、1人時間を過ごしていた。

エイリアン王子とちび武士を連れて、ミルク将軍を保育園に預けてから嫁っちを職場まで送り届けた。嫁っちは昼過ぎまでの勤務。その間、カフェで時間を過ごすことにした。

モモを読んだ

嫁っちにおすすめされていた本、「モモ」をやっと読んだ。

最近、業務も研修もずっと忙しかった。嫁っちがこのタイミングでこの本を勧めてくれた理由が、読み始めてすぐわかった。

モモは「時間」の物語だ。でも本質は、「ちゃんと人の話を聞くこと」の物語だと思う。主人公のモモは何も特別な力を持っていない。ただ、目の前の人の話を本気で聞く。それだけで、人々の心が動いていく。

読みながら、自分がどれだけ「聞いているフリ」をしていたか気づかされた。答えを出そうとしながら聞く。解決しようとしながら聞く。それは本当の意味で聞いていることにはならない。

時間の大切さ、有意義さを改めて確認できた。

となりで本を読む息子たちの姿

隣に座ってそれぞれ本を読んでいるエイリアン王子とちび武士を見て、この時間がとても尊いと感じた。

エイリアン王子は車の雑誌やUMAの本を読みながら、自分に関係のある話を話しかけてきた。「友達を写真に撮ったら体が半分透けてた」という話には、科学的な視点とスピリチュアルな視点を両方から返してみた。いろんな角度で物事を見ると面白いね、と会話した。

今日はちゃんとエイリアン王子の話を聞こうと思えた。これまでの非行も含めた深い話もした。全部理解してくれたかはわからない。でも、隣で同じ時間を過ごせたことに意味があったと思う。

コーヒーは割高になったけど、息子たちと読書できてよかった。

お昼、学校への説明

嫁っちが仕事を終えて合流。お昼はファミレスでゆっくり食べた。ゲームセンターで少し遊んでから帰宅。

夕方から中学校へ向かった。今回の件について、証拠のタブレットを見せながら生徒指導の先生に事実を共有した。家庭での悩み、今後の考えなども伝えた。

これといった解決策はまだ見つからない。それでも、精一杯の環境調整を続けていくしかないと思っている。

ミルク将軍のお散歩に救われた

ミルク将軍をお迎えして帰宅。抱っこして家に上がろうとしたら、全力で拒否された。散歩に行きたいようだ。

疲れていたけど、ミルク将軍と手を繋いでお散歩へ。満面の笑みで「楽しいね」と笑いかけてくる。

僕が疲れているのを感じて、敢えて散歩に誘ってくれたんだろうな。そう思ったら、すごく救われた。

夕食は嫁っちが豚キムチ炒めを用意してくれていた。心が疲れている時は、辛いものを食べてパーっとしたいよね。


📝 振り返り分析

🦁 ライオン視点(論理・行動)

今日の学校への説明で、証拠を共有して事実を伝えることはできた。解決策はまだない。でも「情報を関係機関と共有し続けること」が今できる最善の一手だと思っている。

エイリアン王子を今日学校に行かせなかった判断も、問題のある交友関係との接触を一日でも減らすための環境調整だ。完璧じゃないけど、できることをやる。その積み重ねしかない。

「カサンドラ症候群」という言葉が頭に浮かんだ。理解されない苦しさ、先が見えない疲労感。でもその言葉が出てきたこと自体、まだ自分の状態を客観視できているということだと思う。

🐰 うさぎ視点(感情・共感)

モモを読んで、「本当に聞くこと」の難しさを改めて感じた。解決しようとしながら聞くのは、実は聞いていないのと同じかもしれない。

エイリアン王子と隣に座って、それぞれ本を読んで、たわいない話をした。問題は何も解決していない。でもあの時間は確かに穏やかだった。

ミルク将軍が手を引っ張って「散歩に行こう」と笑いかけてくれた場面が、今日一番心に残っている。言葉じゃなく、「一緒に動こう」で回復させようとしてくれる。ミルク将軍はいつも家族のヒーラーだ。

⚔️ 孫子の兵法|虚実篇「静かな空間が力になる」

「善く戦う者は、人を致して人に致されず。」

優れた将は、相手を自分の思う通りに動かすが、相手に動かされることはない——孫子の虚実篇はそう言っている。

今日のカフェでの時間は、「何もしない」ように見えて、実は大切な回復の時間だった。追い詰められた状態で動き続けるより、静かな空間で自分を整えることが、長期戦を戦い続けるための力になる。動かずして、力を蓄える。今日の読書時間はそういう時間だったと思う。

📚 +α提案枠|モモ「本当に聞くことの力」

ミヒャエル・エンデの「モモ」は、時間を奪われていく現代人の話だ。でもその本質は「ちゃんと聞くこと」の物語だと思う。

モモは特別な力を持っていない。ただ目の前の人の話を、本気で、全部聞く。それだけで人の心が動いていく。

今日エイリアン王子の話を聞きながら、自分がどれだけ「聞いているフリ」をしてきたか気づかされた。答えを出そうとしながら聞く。解決しようとしながら聞く。それは本当の意味での「聞く」じゃない。

嫁っちがこのタイミングでこの本を勧めてくれた理由が、読んでわかった。

モモ (岩波少年文庫 127) [ ミヒャエル・エンデ ]

価格:880円
感想(195件)


☯️ バランス(今日の陰と陽)

🌑 陰(しんどかったこと)

🌕 陽(よかったこと)

解決策が見えないまま学校への説明をした

エイリアン王子と隣で本を読めた

「カサンドラ症候群」という言葉が浮かぶほど疲弊している

モモを読んで「聞くこと」の意味を取り戻した

この悩みがいつまで続くかわからない

ミルク将軍の笑顔と手のひらに救われた

環境療法がなかなか機能しない現実

嫁っちの豚キムチ炒めで少し力が戻った


🌙 結び

モモは「聞くこと」で人の心を動かした。
今日、僕も少しだけそれができた気がする。
答えは出なくていい。隣にいるだけでいい。
疲れた手を引っ張って笑いかけてくれる1歳がいる。
この家族の火は、まだ消えていない。

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