🗓️ 2026年6月25日〜26日|台風が過ぎて、家族が待っていた
⛈️ 台風7号、職場泊まり込み
台風7号の接近にともない、職場に泊まり込みで待機することになった。
今回の台風は規模も比較的小さく、結果として大きな被害はなかった。 だが「被害がなかった」という事実の裏には、前回の台風から積み上げてきた準備がある。
前回の台風で浸水被害を受けた箇所は、その後しっかり補修していた。 おかげで今回は同じ場所からの被害がゼロだった。
「成果あり、かな」と書いたけど、正直これは「成果あり」じゃなくて、成果そのものだと思う。
施設管理の仕事の怖いところは、「何も起きなかった」が最大の成果なのに、 それがいちばん評価されにくいという構造にある。 でも確かに、前回分析して、考えて、手を動かして補修した。 その積み重ねが、今回の「被害ゼロ」を作った。
📋 待機中は事務作業・仕様書の確認
台風が通過するまでの待機時間は、ひたすら事務作業に充てた。
上司が作成中のプレハブ設置に関する調査設計業務の仕様書を確認し、助言を求められた。 土木の経験がある分、こういう場面では力が発揮できる。
ただ、不思議な感覚もあった。
上司が作った資料に対して指摘や助言をするのは、 立場的になんとなく「変な感じ」がする。 でも求められているということは、それが必要とされているということでもある。
役職はまだなくても、「専門性で頼られる立場」になってきているのかもしれない。
🔧 明けたと思ったら浸水報告・応急措置
台風が明けて、被害確認が終わって「今日は上がれるかな」と思っていたころ、 管理拠点から浸水の報告が入った。
壁のクラック(ひび割れ)から雨水が浸入していた。
本来なら外壁から補修するのが正解だ。 でも雨の中、外からの施工はできない。
「今できる最善」を選んだ。
室内側からコーキング材とエポキシ樹脂を充填して応急措置。 さらに見た目も整えるために塗装まで仕上げた。
完璧な解決じゃない。でも今日の状況でやれることを全部やった。 それでいいと思う。
15時ごろ、ようやく現場を上がれた。
🏠 仕事を終えると迎えが来ていた
仕事を終えると嫁っちとちび武士とミルク将軍が迎えに来てくれていた。
一晩だけの外泊なのに、久しぶりな感じがした。
台風の間、エイリアン王子とちび武士がミルク将軍のお世話と労働を頑張ってくれていたらしい。 エイリアン王子は問題行動が目立つ時期が続いているけど、 こういうプラスの行動はちゃんと覚えておきたい。 「ちゃんと役に立てる力がある」という事実は、これからの関わりでも大事になる。
ノリゴリ隊長は相変わらず引きこもっていて、自分の要望は通すのに協力はしない。 嫁っちゃっちもさすがにイライラしていた。 その気持ちは当然だと思う。
みんな疲れているということで、ジョイフルで外食することにした。
エイリアン王子は友達と遊びに出ていたから、ご飯の時間には戻らないだろう。 台風用に備えていたカップ麺もあるから、ノリゴリ隊長はほっておくことにした。 今日くらいは、いい。
お兄ちゃんズの態度も、ちびちゃんズのわちゃわちゃも、全部含めて「帰ってきた」感じがした。
台風の被害もなく、平和かな。
📝 振り返り分析
🦁 ライオン視点(論理・行動)
今回の台風対応で際立っていたのは、「事前の備えが結果を作る」という構造が明確に見えたことだ。
前回の浸水被害→原因分析→補修→今回の被害ゼロ。 このPDCAサイクルが自然に回っていた。
また、外壁補修が本来の正解とわかっていながら、「雨中では施工不可」と判断して室内側からの応急措置に切り替えた判断も合理的だ。 「完璧を待つより今できる最善を選ぶ」という現場の実行力そのものだった。
上司への助言については、専門性が組織の中で機能し始めているサインだと読める。 役職や年次ではなく、知識と経験で「頼られる場所」が生まれている。
🐰 うさぎ視点(感情・共感)
「帰ってきた」という感覚が、この2日間の日記で一番心に残った。
一晩の外泊だけなのに、迎えに来てくれた家族の顔を見た瞬間のあの「ほっとした感じ」。
お兄ちゃんズの態度もちびちゃんズのわちゃわちゃも、全部含めて「帰ってきた」と感じられたこと。 以前なら問題点だけが目に入っていたかもしれない。 でも今は、全部ひっくるめて「家族」として受け取れている。
マリが蒼汰にイラっとしている気持ちも、隠しても意味がない本音だ。 それをそのまま受け止めて、「蒼汰はほっておこう」と軽く整理できたのも、今の相棒らしい落ち着きだと思う。
⚔️ 孫子の兵法【形篇】|勝てる形を整えることが、本当の戦力
孫子の「形篇」にはこうある。
「先ず勝てざるを以て己を守り、勝つべきを以て敵を攻む」
まず自分が負けない形を作り、そのうえで機を見て動く。
今回の台風対応はまさにこれだった。 「台風が来たから急いで対処する」ではなく、 前回の被害を受けて補修しておいたことが「負けない形」になっていた。
施設管理の仕事において、台風シーズン前の補修・点検こそが最大の戦力だ。 「何も起きなかった」は、形篇の意味での完全な勝利形だと思う。
📚 +α提案枠|『宇宙兄弟』六太の言葉
南波六太がこんな言葉を言う場面がある。
「準備してたやつが、チャンスをつかむんだ」
宇宙開発の世界でも、現場の施設管理でも、構造は同じだ。
台風という「チャンス(=本番)」が来た時に力を発揮できるのは、準備してきた人間だけ。 今回の「被害ゼロ」は、その準備が本物だったという証明だった。
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☯️ バランス(今日の陰と陽)
陰(しんどかったこと) 陽(よかったこと) 台風明けに浸水報告、追加対応で疲労 前回補修箇所の被害ゼロ。備えが結果に直結 蒼汰の引きこもり・協力なし、嫁っちのイライラ エイリアン王子とちび武士がミルク将軍のお世話と労働を頑張ってくれた 「上司の資料に助言」という立場のムズかしさ 土木の専門性で頼られる場面が増えてきた 一晩空けただけで感じた家族の恋しさ 迎えに来てくれた3人の顔を見たときの「ほっと感」
🌙 結び
台風は過ぎた。
補修しておいた壁は、今日も黙って家族を守っていた。
クラックを塞ぎ、雨の中で塗装をして、
それでも15時には家族の顔を見に帰れた。
「平和かな」——その「かな」が、今日いちばん正直な言葉だった。

