🗓️ 2026年5月7日
穏やかだったはずの休日最終日
今日まで仕事は休み。息子たちは今日から学校が始まる日だった。
朝食を準備して、ミルク将軍と一緒に保育園へ。最近は登園時にずっと抱っこをせがんでくる。この甘え具合が最高だ。ミルク将軍はいつも通りご機嫌に登園していった。
その後ちび武士と合流して、今日は学校まで一緒に登校した。校門の近くになると「ここまでね!バイバイ」とタッチされた。
帰宅した頃にノリゴリ隊長も登校していった。明らかに遅刻の時間帯だけど、行くだけいい。
嫁っちとモーニング、通堂ラーメン
嫁っちと星乃珈琲店へモーニングに。今日は天気も良くて気持ちいい日だったので、ドライブしながら少し遠めの店舗でゆっくりすることにした。
ばーちゃんの好きな刺身を買って嫁っちの祖父母宅へ顔を出した後、お昼は久しぶりの通堂ラーメンへ。タイミングよく空いている時間で入れた。豚骨の男味は変わらない美味しさで大満足だった。
帰宅して少し休憩。その後は歩いてミルク将軍のお迎えへ。嫁っちをゆっくり休ませるため、ミルク将軍とお散歩しながら公園で遊んで帰った。
嫌な予感が的中した
自宅の近くで遊んでいると、嫁っちから電話が来た。
「早く帰ってきて」
すごく嫌な予感がした。的中だった。
エイリアン王子が警察に連行されて、警察署にいるから迎えに行くことになった。
5月1日にドンキホーテでスピーカーとイヤホンを万引きして、今日入店した際に店員から通報されてパトカーに乗せられたらしい。
6回目
すごく残念だった。
でも正直に言うと、一番残念だったのは万引きそのものじゃなかった。
「謝罪と弁償でまたお金が飛んでいく」と感じてしまったこと。そして「やっぱりな」と、そもそも信用していなかった自分がいたこと。
これが一番しんどかった。
ちび武士はまだ遊びから帰っていなかった。ノリゴリ隊長にお願いして、2人でお留守番してもらうことにした。
ミルク将軍を連れて警察署へ向かった。最悪なことに、嫁っちが以前仕事でお世話になっていた警察署だった。
嫁っちが1人で中に入り、僕はミルク将軍と車で待機した。
警察署の駐車場で過ごした2時間
待っている時間がとても長かった。
目が覚めたミルク将軍はお腹を空かせていた。車の中にあったパンと野菜ジュースで苦し紛れの食事をさせた。
緊急車両が大好きなミルク将軍にとって、パトカーがたくさんある警察署はワクワクする場所のはずだった。それでも、こんな場所に連れてきてしまって申し訳なかった。
ごめんな。
約2時間後、嫁っちとエイリアン王子が出てきた。
振り出しに戻った夜
帰宅してシャワーを浴びさせた後、嫁っちとエイリアン王子と3人で話した。
事実だけを確認した。聞いていた内容と同じだった。
約束していた通り、スマホを取り上げた。
あとは法律と社会のルールに従うだけだ。
会話の中でいくつか問いかけた。
- 俺と嫁っちのトライアンドエラーはいつまで続ければいいのか
- あと何回謝罪して弁償すればいいのか
- 少年院に入れるべきなのか
- お前には何が足りないのか、何が必要なのか
- 夕食がパンとジュースだったミルク将軍を見てどう思ったか
- 2人でお留守番していたノリゴリ隊長とちび武士のことをどう思ったか
- 被害にあったお店の店員さんのことをどう思ったか
- その手でミルク将軍を抱っこしてどう思ったか
また振り出しだ。
産まなきゃよかった
嫁っちがここまで追い詰められているのは事実だ。
命をかけて産んだはずなのに、そこまで思い詰めてしまうほど、今の状況は限界に近いということだ。
それを聞いて、自分の遺伝子が悪かったのかという自責も出てきた。
今回で6回目。ここまで家族総動員でやってきた。
- 学校、警察、鑑別所、クリニックなど様々な専門機関に相談してきた
- 物理的に心を満たすために、塾・スマホ・自転車・作業靴などを優先的にプレゼントしてきた
- ノリゴリ隊長は塾に行きたくても我慢させている
- 今回盗んだスピーカーやイヤホンも、すでに与えているものと同じだ
- そもそもドンキは以前にも万引きして入店禁止になっているはずだ
いったい、何が足りないんだろう。
少年院という選択肢
僕としては、少年院に入れて強制的に環境を変えて更生を期待したいという気持ちがある。
嫁っちは、少年院に入れるとさらに悪くなるんじゃないかと心配している。
どちらも間違っていないと思う。だからこそ、わからない。
📝 振り返り分析
🦁 ライオン視点(論理・行動)
今回の件で整理しておきたいことがある。
エイリアン王子の行動は、もう「欲しいから盗む」だけではない可能性が高い。スリルへの依存、承認欲求、衝動性、空虚感——物が足りないわけじゃない。与えても与えても、そこじゃないところで何かが満たされていない状態だ。
今やるべき順番を整理すると、こうなる。
- 今回の処分・保護観察の内容を把握する
- 専門機関(クリニック・少年サポートセンター・児童相談)に「家庭の限界ライン」を正直に伝える
- 家族防衛ラインを作る——ミルク将軍・ちび武士・ノリゴリ隊長・嫁っちを、エイリアン王子の問題に飲み込まれないようにする
今日の対応で言えば、感情的に爆発せず、事実確認とスマホ回収だけで終わらせた。それは正しい動きだったと思う。
🐰 うさぎ視点(感情・共感)
今日一番しんどかったのは、エイリアン王子の行動そのものより、自分の反応だったかもしれない。
「やっぱりな」と思ってしまった。信用していなかった。お金のことが頭をよぎった。——これを感じてしまった自分への自己嫌悪がある。
でも、これだけ繰り返されれば、そう感じてしまうのは仕方ない。おかしくない。
問題なのは感情を持つことじゃなくて、感情のまま動くことだ。今日それは止められた。
警察署の駐車場でミルク将軍がパトカーを見てはしゃいでいた。その顔を見て心を落ち着かせた。あの子がいてよかった。
⚔️ 孫子の兵法|九地篇「退路を断たれた時こそ、本気の選択をする」
「投之亡地然後存、陥之死地然後生。」
追い詰められて初めて、人は本気で生き残ろうとする——孫子の九地篇はそう言っている。
今、家族はかなり追い詰められている。でもこれは、「本気の選択をするタイミング」でもある。感情で少年院を決めるのでも、諦めて放置するのでもなく、専門機関と連携しながら「家族を守る形」を設計し直す段階に来ているのだと思う。
退路を断たれた状況が、本当の意味での再設計を迫っている。
📚 宇宙兄弟「信じると守るは、別のことだ」
宇宙兄弟の六太はムッタを信じ続けた。でもそれは「何もしない」ということではなかった。信じながらも、必要な時には動いた。
「信じる」と「守る」は別のことだ。
エイリアン王子を見捨てる必要はない。でも今は、家族全員をエイリアン王子の問題に飲み込まれないように守ることが、同じくらい大事な局面だと思う。
信じることと、守ることを、同時にやる。それが今の正解だと思っている。
☯️ バランス(今日の陰と陽)
🌑 陰(しんどかったこと)
🌕 陽(よかったこと)
エイリアン王子、6回目の万引きで警察署
感情的に爆発せず、事実確認だけで終わらせた
嫁っちが限界まで追い詰められている
ミルク将軍の笑顔で心を落ち着かせられた
ミルク将軍に満足な夕食を食べさせられなかった
朝のちび武士との登校、タッチでのバイバイ
ノリゴリ隊長とちび武士に留守番をさせた
ノリゴリ隊長が遅刻でも登校できた
🌙 結び
穏やかだった一日が、警察署で終わった。
振り出しに戻ったと思う気持ちはある。
でも今日、爆発しなかった。
「信じる」と「守る」は別のことだと気づいた。
家族全員を守ることが、今日の僕にできる最善だった。
