🗓️ 2026.04.14
朝のトラブル──スマホ忘れからのマリに助けられた
いつも通りの朝。朝食を作って、食器洗いなどはエイリアン王子(長男・14歳)がやってくれた。ミルク将軍(四男・1歳)を抱っこしていつもの時間に出発。今日も道すがら鳥やシーサーを見つけながら、ご機嫌に登園した。
……スマホを忘れていることに気づいた。
今ならまだギリギリ間に合いそうなので取りに戻ることにした。帰宅途中でちび武士(三男・9歳)と合流。一緒に家まで戻ると、ちょうど嫁っちが出発するタイミングだった。スマホを取って職場まで送ってもらった。走って行くことを覚悟していたから、本当に助かった。
でも嫁っちが出勤ギリギリになってしまった。ほんと申し訳ない。
管理拠点──壁塗装と消耗品確認
看護師宿舎の壁塗装と長期消耗品の確認。淡々と進めて定時で上がった。
ノリゴリ隊長、また学校に行けなかった──でも家で動いていた
嫁っちが迎えに来てくれた。ノリゴリ隊長(次男・12歳)も一緒だ。今日も学校に行けなかったらしい。
でも、その分家の洗濯物の片付けや掃除機がけなど、できることをやっていたそうだ。ありがたいけど学校に行くというやるべきことができるようになってほしい気持ちはある。でも今日は受け入れることにした。できることを探してやること、それが彼なりに前に進もうとしている姿だ。
連絡帳で爆笑──ミルク将軍の「いないいないばぁ」
ミルク将軍をお迎え。最近、保育園でもかなり楽しませてくれているらしく、連絡帳を読んで爆笑した。
昨日の連絡帳:「朝のお集まりで『将軍くーん!』とお名前呼びをすると顔を隠していた将軍くん。『あれ?いないのかな?』とみんなで探していると『はーーい!』と元気いっぱいお返事していましたよ!」
今日の連絡帳:「朝のご挨拶をした時にお名前を呼ばれると手で顔を覆って隠れていました。ばぁ!と笑顔でお返事をしています!」
点呼でいないいないばぁをやる1歳。保育園が楽しそうでなにより。この子は天才かもしれない。
じーちゃんのお手伝い──ガジュマルの剪定も計画中
嫁っちの実家へ。貸し出している物件の水道使用量確認のため、メーター検針をした。じーちゃんがすごく感謝してくれた。これくらい全然やるよ。
物件の植樹桝も気になった。植えられているガジュマルが生い茂ってきている。今度息子たちと剪定してあげよう。
帰宅して嫁っちのネックレスも直した。
「何をやっても無駄じゃん」──ノリゴリ隊長と宇宙の話をした夜
夕食は嫁っちが親子丼を作ってくれた。僕のは特別に汁だく。めちゃうまだった。
食事中の会話で、ノリゴリ隊長が口を開いた。
「自分の目標や目的がない。何をやっても無駄じゃん」
んー。感覚的にはわかる。宇宙規模でものごとを考えると、今ここでやっていることがすべて小さく見えて、虚無感を感じてしまうやつだ。
だから、その「スケールのでかさ」に乗っかってみることにした。
宇宙の話
宇宙の広さは138億光年。光年とは何か──光が1年間で進む距離が1光年。秒速30万キロの光が、1年間走り続けた距離だ。それが138億年分。
じゃあビッグバンの前は何があったのか? 実は「前」という時間の概念自体がなかった。時間もエネルギーも、ビッグバンで生まれたのだから。
仏教・諸行無常の話
仏教では「諸行無常」──この世のすべては変わり続けるものだという。変わらないものは何もない。だからこそ、今この瞬間に意味がある。
そして釈迦が生まれた時に言ったとされる言葉がある。
「天上天下唯我独尊」
「天の上にも下にも、ただ自分だけが尊い存在だ」──これは自惚れじゃない。この世界に生まれてきた「自分」という存在の、かけがえのなさを言っているんだ。
福沢諭吉「学問のすゝめ」の話
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」──有名なこの言葉の続きを、意外と知らない人が多い。
福沢諭吉はこの直後に「されども」と続けている。
「されども、今広く見渡すと、賢い人もいれば愚かな人もいる。貧しい人もいれば豊かな人もいる。その差はどこから来るのか。ただ学ぶか学ばないかの違いだ」──と。
生まれは平等でも、その後の選択が人生を変える。何をやっても無駄かどうかは、今じゃなくて「あとから決まる」んだ。
「無駄って考えること自体、無駄」
スケールのでかい話をして、最後にこう言った。
「せっかくならもっとスケールのでかいことや、逆にナノやミクロな極小の世界を考えて、今生きているこの時間やこの世界に戻ってきてほしい。結局、どの時間のことを悩んでも、今この瞬間は何も変わらないから。つまり無駄って考えること自体、無駄なんだよ」
難しい話だけどノリゴリ隊長もちび武士も、興味深々に聞いてくれた。こっちも気持ちよくなっちゃうくらい、いい会話だった。
ノリゴリ隊長とこんな話ができたこと、それだけでかなりの前進だ。
📝 振り返り分析
🦁 ライオン視点(論理・行動)
- 「答え」より「問い」を渡した:「そんなこと考えなくていい」「とりあえず勉強しろ」ではなく、ノリゴリ隊長の思考のレベルに合わせて話を広げた。正解を押しつけずに、考える素材を渡すことが今のノリゴリ隊長には一番届く方法だった。
- ノリゴリ隊長の「家での役割遂行」を受け入れた:学校に行けない日でも、できることを探して動いていたノリゴリ隊長。「やるべきことができていない」より「前に進もうとしている」という評価軸に切り替えられた。
- スマホ忘れのリカバリー:トラブルがあっても、嫁っちのおかげで回収できた。嫁っちへの感謝と申し訳なさをちゃんと感じられているのは、夫婦関係の健全さの証拠だ。
🐰 うさぎ視点(感情・共感)
- ミルク将軍の「いないいないばぁ」:点呼でいないいないばぁをかます1歳。保育園で楽しめているのが連絡帳から伝わってくる。この日常の小ネタをちゃんと拾って笑える余裕が、嬉しい。
- ノリゴリ隊長との会話が成立した:引きこもり気味だったノリゴリ隊長が、自分の「虚無感」を言葉にしてくれた。それだけで十分だ。答えより、話してくれたことの方が大切だ。
- ちび武士も一緒に聞いていた:宇宙と哲学の話を、9歳のちび武士も興味深々で聞いていた。年齢関係なく、本物の話は届く。
⚔️ 孫子の兵法:火攻篇「知は易く、行は難し」
「無駄って考えること自体、無駄」──これは知識としては理解できる。でも実際に行動に変えるのは難しい。
ノリゴリ隊長に必要なのは「知ること」ではなく「動くこと」への一歩だ。「無駄じゃない一日ってどんな日?」という問いを次回渡してみよう。思考を行動に変えるきっかけになるかもしれない。
📚 +α:ソフィーの世界「哲学は驚きから始まる」
ヨースタイン・ゴルデルの名著「ソフィーの世界」はこう問いかける。「あなたは誰?世界はどこから来たの?」
14歳の少女ソフィーが哲学の問いに向き合うように、今のノリゴリ隊長も同じ問いに向き合い始めている。これは迷子ではなく、人間として深く考え始めた証拠だ。
「何をやっても無駄」という虚無感は、実は「意味のある人生を生きたい」という強い欲求の裏返しでもある。ノリゴリ隊長の問いは、本物の問いだ。
バランス(今日の陰と陽)
スマホ忘れのバタバタ(陰)
嫁っちに助けられた(陽)
ノリゴリ隊長が学校に行けなかった(陰)
家で動いていた(陽)
「何をやっても無駄」という言葉(陰)
宇宙と哲学で向き合えた夜(陽)
静かだけど、確実に前に進んだ一日だった。
結び:138億光年の果てから、今ここに戻ってきた。
「何をやっても無駄じゃん」とノリゴリ隊長が言った。
だから宇宙の話をして、仏教の話をして、
福沢諭吉の話をした。
ノリゴリ隊長もちび武士も、興味深々で聞いてくれた。
無駄かどうかはあとから決まる。
今この瞬間に意味がある。
話せた、それだけで今夜は十分だ。

