📖 今週の記録
🌳 ミルク将軍との公園デーと、ちび武士のアヒージョ風ランチ
嫁っちは息子たちの福祉申請の手続きで市役所へ。ミルク将軍を連れて行くのは大変なので、僕が休みを取って留守番することにした。エイリアン王子とノリゴリ隊長は今日も学校に行かず、ちび武士も登校しなかったけど、僕はこの日「ご飯は作らない宣言」をした。給食もあるし、お腹が空いたなら地域の子ども食堂だってある。
おにぎりを作って公園でピクニックしようと思ったら、ミルク将軍は出発前に飽きてしまった。プロジェクターもスマホもつけず、ひたすらくっついて遊んでいたら、清掃車の音楽が聞こえてきて一緒に外へ。清掃員さんに直接ゴミを手渡して、なんだか満足そうだった。
お昼はブロッコリーとウインナー、ポテトをオリーブオイルでにんにくとバジル、塩で炒めたもの。ちび武士が食べたそうにしていたので誘うと大喜びで、「アヒージョみたい!」と大絶賛。余ったオリーブオイルとご飯を混ぜて、自分でガーリックライスまで作っていた。
🛒 ショッピングモールでのカート事件と、消防車パニック
その翌日はミルク将軍を外で走らせたくてお出かけ。予定を変更してショッピングモールへ。ミルク将軍は店内を走り回り、レースカーのカートに「乗る?」と聞くと「いやー!」と拒否したのに、他の子が乗っているのを見た途端「乗りたーい!」と大騒ぎ。いざ借りると今度は全力拒否して、今日は自分で押す方がいいらしい。意味はわからないけど、それが子どもってやつだよな。
買い出しの途中、ノリゴリ隊長のかかりつけの病院に連絡して、診断書の受け取り時間を調整。待ち時間はホームセンターで工具や資材を眺めて過ごした。受け取ったあとはばあちゃんの家に立ち寄り、旬の魚のお刺身をプレゼント。じいちゃんはお昼寝中だったので早めに退散した。
お店でミルク将軍とお散歩用のカバンを購入した際、おもちゃの消防車には大喜びだったのに、隣の恐竜にはビビりまくり。まだ少し大きな恐竜は怖いみたいだ。今日は買ってあげられないと消防車にバイバイした瞬間、盛大な癇癪が始まった。抱っこもお菓子も全然効かず、帰宅するまでずっと騒いでいた。これも特性の一つなのかな。帰宅後、嫁っちのミンティアでようやく落ち着いた。
おやつはバニラアイスに手作りシークワサーシロップをかけて味変。「いいね、おいしー」とみんな上機嫌。夕食は嫁っちも僕も食欲がなかったけど、ノリゴリ隊長とちび武士のリクエストで小エビとネギのだし巻き卵を作ったら、思いのほかご飯が進んでいた。
☔ 台風前の穏やかな休日と、張り詰めた夜
台風接近中で外は大雨。この日は自宅でゆっくり過ごすことにした。朝食は嫁っちのチャーハンで、ミルク将軍は大盛りをおかわりするほどの食欲。息子たちには子ども部屋の片付けを指示して、「早く終わったらおやつしよーぜー」と声をかけた。午後はミルク将軍とレゴをしたり、アスレチック代わりになったり、お昼寝したりと最高の自宅時間を過ごした。嫁っちのフォカッチャサンドも絶品で、家族みんな満足そうだった。
ただ、夜になって家庭の空気が一気に張り詰める出来事があった。エイリアン王子の進路や生活態度をめぐって、感情がぶつかり合う重たい時間になってしまったんだ。僕自身、後から振り返ると「エイリアン王子をコントロールしようとしてしまっていた」んだと思う。日頃、なるべく口を出さずに100歩引くよう意識していた反動が、一気に噴き出してしまった。家庭の雰囲気を良くしようとして、逆に悪くしてしまったな、というのが正直な気持ちだ。余裕がなかったことも、素直に認めようと思う。
🌱 モヤモヤを抱えながらの、立て直しの日々
その翌朝、前の晩のことがずっと引っかかっていたけど、いつも通り朝食を作って、いつも通りに振る舞うことにした。ノリゴリ隊長が「昨日、勢いで言いすぎました。やっぱり学校に行けないです」と言ってきた時も、「そーだよね。それでいーんだよ」とただ受け止めた。学校に行けるかどうかだけで判断するんじゃなくて、「じゃあ、これからどうする?」を一緒に考えていく。ちび武士にも、途中のコンビニでグミを渡しながら同じような話をした。少し深い話だったけど、きっと伝わったと思う。
その日の夕方、ちび武士はなんだか表情が明るかった。お小遣いを少しサービスしたからかもしれない。夕食は嫁っちのクリームシチューで、エイリアン王子もちゃんと学校に行った日だった。嫁っちは市役所で療育の手続きを進めてくれて、ノリゴリ隊長はミルク将軍の面倒を見つつ、自分も療育に顔を出した。極細のボールペンをプレゼントしたら、素直に受け取ってくれたのも嬉しかった。エイリアン王子も療育に行った上で帰宅し、「君がちゃんと登校してくれたらパパは安心だよ。ありがとう」と声をかけた。その晩の出来事は、決して良かったとは言えない。それでも、みんなが少しずつ、いい方向に動き出しているのが分かった一日だった。
そして次の日も、家族それぞれが自分のペースで前に進んでいた。エイリアン王子は学校へ、ノリゴリ隊長は療育へ、嫁っちは手続きを、ノリゴリ隊長はミルク将軍の世話を。その晩には想像できなかったくらい、みんなが動いていた。その晩のことを「良かった」とは言えない。でも、失敗した翌日にどう動くかは、自分たちで選べる。少しずつ、家族みんなで立て直していった日々だったと思う。
📝 振り返り分析
🦁 ライオン視点(論理・行動)
この数日で一番の学びは「感情が高ぶった翌日こそ、いつも通りを演じる」ことの効果だと思う。朝食を普段通りに作り、普段通りに振る舞う。これは決して問題を無視することじゃなく、次の一歩を踏み出すための土台を崩さないための行動だ。ノリゴリ隊長の「やっぱり学校に行けない」という言葉を否定せず受け止め、「これからどうする?」という問いに切り替えたのも、感情ではなく行動に焦点を当てる論理的な選択だったと思う。
「エイリアン王子をコントロールしようとしてしまっていた」という自己分析も重要だ。日頃100歩引く意識の反動が爆発につながったという構造に気づけたこと自体が、次に同じ状況を避けるための材料になる。ただ、ここでもう一歩踏み込むなら、「100歩引く」という行為が、実際には「関わりを避ける」「見て見ぬふりをする」ことと紙一重になっていた可能性もある。距離を取ること自体は悪くないけれど、それが対話の不在につながっていたなら、言いたいことが行き場を失って内側に溜まり続け、結果的に一気に噴き出す形になったのかもしれない。引くこと自体より、「引きながらも小さく伝え続ける」バランスが、次の課題になりそうだ。失敗の原因を「相手」ではなく「自分の余裕のなさ」に置いて振り返れているのは、簡単なようで難しいことだ。
🐰 うさぎ視点(感情・共感)
張り詰めた夜のあと、ずっとモヤモヤを引きずりながらも、いつも通りの朝を演じ続けるのは、想像以上にしんどいことだったと思う。それでもノリゴリ隊長の「勢いで言いすぎました」という言葉に、「そーだよね、それでいーんだよ」と返せたことに、痛みを抱えながらも子どもを受け止めようとする姿勢が表れている。
エイリアン王子が学校に行き、療育にも顔を出し、最後に「ありがとう」と声をかけられた場面は、張り詰めた夜があったからこそ生まれた、不格好だけど確かな前進だったんじゃないかな。完璧な親でいようとするより、失敗してもちゃんと向き合い直す姿の方が、きっと子どもたちの記憶に残ると思う。
⚔️ 孫子の兵法【謀攻篇】|勝ちを知る者は五つあり
「勝を知るに五あり」
戦いに勝つための条件はいくつかあるが、その一つに「上下の欲を同じくする者は勝つ」という考え方がある。家族という小さな組織も同じで、進路や生活について家族全員が同じ方向を向けたときに初めて物事が前に進む。張り詰めた夜のあと、エイリアン王子が学校へ、ノリゴリ隊長が療育へと、それぞれが自分の意志で動き出したのは、まさに「欲を同じくする」状態に近づいた瞬間だったのかもしれない。
📚 嫌われる勇気——課題を分離してもなお、寄り添うということ
「これは誰の課題なのかを考える」
進路や学校に行くかどうかは、最終的には子ども自身の課題だ。でも「課題を分離する」ことは、無関心になることとは違う。「パパは君の意見を尊重するよ」と伝えつつ、これからどうしたいかを一緒に考えようとする姿勢は、課題を分離しながらも隣に立ち続けるという、簡単なようで一番難しいバランスだったと思う。
☯️ バランス(今日の陰と陽)
🌑 陰(しんどかったこと)
- エイリアン王子の進路や生活態度をめぐって、家庭の空気が一気に張り詰める夜があった
- ミルク将軍の癇癪や、コントロールしようとしてしまった自分への反省が重なった
🌕 陽(よかったこと)
- 翌日以降、エイリアン王子が学校に、ノリゴリ隊長が療育に、それぞれ自分の意志で動き出した
- 嫁っちが療育の手続きを進め、ノリゴリ隊長がミルク将軍の面倒を見てくれた
- ちび武士との公園ランチや、みんなでのシークワサースイーツなど、穏やかで温かい時間もちゃんとあった
🌙 結び
張り詰めた夜があったことを、良かったとは絶対に言えない。
それでも、失敗した翌日にどう動くかは、自分たちで選べる。
いつも通りの朝食を作り、いつも通りに笑いかける。
その小さな積み重ねの先に、
「ありがとう」と言い合える夜がまた来る。
明日もまた、切り替えていこう。
