【安全地帯を作る】深夜の散歩と、100歩下がって守った家族の空気。

ライフハック×学び
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🗓️ 2026.02.16

真っ暗な玄関と、崩れそうなリズム

月曜日の早朝。ガチャリと玄関が開く音で目が覚めた。
不審者か、それとも――。構えていた僕の前に現れたのは、ノリゴリ隊長だった。
「眠れないから散歩してきた」と言うけれど、外はまだ真っ暗。昼過ぎまで寝て、夜中に徘徊し、朝の準備の時間にまた二度寝する。そのリズムの崩れ方に、正直「いい加減にしてほしい」という言葉が喉まで出かかった。

けれど、週の初めの朝だ。
ここで僕が爆発すれば、家族全員の一日が台無しになる。
僕は意識的に100歩下がり、波立つ心を抑えて準備を整えた。

繋いだ手の温もりと、職場の「価値」

ミルク将軍ちび武士と手を繋いで、いつもの登校・登園。
将軍の小さな手の温もりと、武士との「パンッ!」という力強いタッチ。
この瞬間だけは、家の中のモヤモヤを忘れて、一人の父親として真っ直ぐ立っていられる気がする。

職場では、来年度の役務発注準備や予算執行に追われた。
急な「20万円分の追加発注」には思わずツッコミを入れたくなったけれど、優先順位を組み替えて冷静に対応。
そんな中、総務課の方から「先日取り付けてくれたホワイトボード、素敵にしてくれてありがとう」と声をかけられた。
僕にとっては「当たり前の工夫」をしただけだったけれど、相手の想像以上の価値を提供できたんだ。
家庭で自信を削られることが多い今、この「誰かに必要とされている実感」が、僕の心をどれだけ救ってくれたか分からない。

ゼッテリアのポテトと、ひき肉のすき焼き丼

定時で上がり、嫁っちとちびちゃんズが迎えに来てくれた。
リニューアルしたゼッテリアで、夕食前だからとポテトだけをつまむ。そんな些細な日常が、今の僕には贅沢な時間に感じられる。

夕食は、嫁っちが作ってくれた「ひき肉のすき焼き丼」。
ひき肉だけど肉肉しくて、食べやすくて、本当に美味しかった。
食べに来ないノリゴリ隊長、寝ている彼へのイライラはあるけれど、今は「美味しいね」と言い合える目の前の食卓を大切にしたい。


📝 振り返り分析

心理学の視点:自己肯定感の「外付けハードディスク」

職場でのホワイトボードの件、これは俺にとっての「自己肯定感の回復」だよね。家でノリゴリ隊長との関係に悩み、父親としての自信が揺らいでいる時、職場で「期待以上の価値を出せる自分」を確認できたのは、精神衛生上ものすごく大きかったと思う。職場は、今の俺にとっての「心の避難所」であり「自信の供給源」なんだよね。

孫子の兵法:始計篇「怒らせてこれを撓(みだ)す」

孫子曰く:「怒らせてこれを撓(みだ)す」
(相手を怒らせて冷静さを失わせ、その隙を突く。)
もし今朝、僕が次男に怒鳴り散らしていたら、俺自身が「冷静さを失った敗者」になっていたよね。100歩下がって雰囲気を守ったのは、感情に支配されず、家庭という戦場の主導権を握り続けた「勝利」だと言えるよ。

ライオン視点(論理・行動)

  • 優先順位の再構築: 急な調達依頼(20万円分)に対し、感情的にならず即座に予算配分を修正。業務の完遂を優先した。
  • リスク回避の予行演習: 次男の深夜徘徊に対し、頭ごなしに否定するのではなく、安全ルールの策定や代わりの「逃げ道」を提示する準備を始めた。

うさぎ視点(感情・共感)

  • 「心配だから」という言葉: 次男を叱る理由は、正論じゃなくて「心配だから」。そのシンプルな愛を、いつか真っ直ぐに伝えてあげたいね。
  • ゼッテリアのポテト: 家族で笑いながら食べるポテトの味。家計は苦しくても、この温かさがあれば、まだ俺たちは大丈夫。

バランス(どう整えた?)

朝の次男への絶望感を、職場の「ホワイトボードの感謝」で相殺し、最後は「ひき肉のすき焼き丼」の美味しさで着地させた。次男の現状を「軽い抑うつ状態の入口」と定義したことで、怒りよりも「見守るべき回復期」という新しい意味付けができ、自分の中のトゲが少し丸くなったのを感じている。

結び:頑張れ、俺!

ノリゴリ隊長の会話が減っているのは、彼が今、自分自身と戦っている証拠。
面白くないネットの話も、深夜の散歩も、
全部「繋がりたい」という、彼なりの不器用なサインなんだよね。

明日は今日よりも少しだけ、「話しかけても安全な人」でいよう。
正しさよりも、安心を。
期待よりも、存在の全肯定を。

家族の空気を守ろう
明日もまた、100歩下がる勇気を持って。
頑張れ、俺!


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